【日本における不妊の現状】


今回は「日本における不妊の現状」についてお話します。 皆さんは日本の不妊治療にどんなイメージをもたれていますか? 「不妊治療をすれば子供ができる」 「すごくお金がかかる」 「人に言うのが恥ずかしい」 などさまざまな感じ方をしていると思います。 現在、日本は世界一の病気大国、不妊大国であると言われています。 その理由は色々ありますが 例えば ・晩婚化(結婚より仕事など) ・食の環境変化(欧米化など) ・乗り物の発達やIT化などによる運動量の低下(車や電車、PCやスマホ、タブレットの普及など) ・薬物使用率の増加(頭が痛いとすぐ頭痛薬の飲むなど) など これ以外にもさまざまな原因があると言われています。

不妊治療について言えば日本は体外受精の施術数が世界一と言われていて 2018年のデータでは、年間45万4,893件の体外受精が行われ、そのうち5万6,979人の子どもが誕生したようです。 ※2012年は約32万6,000件で、3万7,953人の子供が誕生。 このデータをみると施術件数、出生児数がともに増えているので良いと思われる方もいるかもしれません。 しかし大事なことは体外受精の成功率の低さです。 2018年で12.5%、2012年で11.6%であり、体外受精で妊娠したとしても出産まで辿り着けるのは10%程度と言うことになります。 体外受精をする方はこの間に多くのものを犠牲にします。

・高い費用 ・多くの時間 ・さまざまなストレスや服薬に投与による心身の疲労や健康 「自然妊娠が当たり前」 「体外受精なんて」 と否定的な考えをもたれている方もいるかもしれません。 ただ晩婚化や働き方が多様化していく中で体外受精というのは1つの選択肢として必要な場合もあると思います。 問題なのは、体外受精の成功率が圧倒的に低いということです。 原因は色々とあると思いますが、その1つとして「体外受精に至るまでの過程」に問題があるのではないかと言われています。

この問題については、次回の記事でお話しますね! 私は不妊について勉強を始めたばかりですが、発信することで少しでも不妊に悩まれている方のためになればと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です