【その前にできることがある】

【その前にできることがある】

女性アスリートと関わっていると
”生理前や生理中にケガをしやすい”
そんなことがよくあります。

これは”女性ホルモン”が大きく影響しており
エストロゲンやプロゲステロンなどの
性ホルモンの分泌が多い時期は
有意に関節弛緩性が亢進する
と言われています。

ここに対して服薬(OC・LEP)をすること
関節を弛緩させるホルモンが低下すると
言われています。
(すごくざっくり書きました。)

なので
”生理前や生理中にケガをしやすい”
という選手は服薬は選択肢の1つになります。

服薬は1つの選択肢としては
素晴らしいものです。

でもその前にできることもあるんじゃない?
とも思うわけです。

”性ホルモンの影響を受ける”
のであれば 

”今の月経の状況がどうなのか”
ということに目を向けることが
とても大切です。

薬に依存し
即時的な解決を求めるのではなく
自分の身体から出ているサインに
目を向けることも大切なのでは
ないでしょうか。

※薬を否定しているわけではありません。  
※場合による

月経が正常になればなるほど
性ホルモンの状態も整いますし
身体の状態も整ってきます。

つまり、パフォーマンスは上がりやすく
ケガもしにくく、治りやすいということです。

そのためにまずは
・指導者や保護者が選手の月経を意識できるか

そして
・選手自身が自分の月経に向き合えるか

ここが大切になります。

世の中には多くの選択肢があり
多くの情報に溢れています。

即時的な効果に目が行きがちですが
まずはしっかり”自分に向き合う”という
原点に戻ってみるところから
始めてみるのが良いのではないでしょうか。

【その前にできることがある】

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